「お店に行くだけ!栄養バランスの良い食事を近くのお店で共食できるサービス」の給食計画にちなんで、「わたしの給食の思い出」と題して給食の思い出を語っていただいたのでご紹介します。
学校時代の給食の思い出は、誰にでも何かしら残っていると思います。
メニューだったり、給食当番の思い出だったり、居残って食べた嫌いな物だったり、何かしらの忘れられないエピソードがありますよね。
私にも楽しかった思い出があります。
それは、大好きなキナコパンです。
給食のメニューのキナコパンが大好きでした。
市販されていないか探し回ったのですが、当時家の近所には似たようなパンは売られていませんでした。
なので、キナコパンの日は献立表に蛍光ペンで印をつけて楽しみにしていたものです。
一度母に、キナコパンを作ってほしいと頼んだのですが、ホットケーキミックスでのケーキ作りがギリギリだった母親にはハードルは高く、かなり大きな、焦げたねじりパンが出来てしまって大失敗。
給食でしか食べることができない!そう思ったわたしはそれから更に給食のキナコパンをありがたく大事に味わって食べるようになりました。
キナコパンの日は大好きなスカートをはいておしゃれをしていったのを覚えています。
給食にまつわる思い出はいろいろありますが、誰かと一緒に食事をする「共食」の経験は大切な学びの一つとして、給食の存在の大きさを実感しています。
食事マナーやルールだったり、おかわりは早い者勝ちという弱肉強食のシステムだったり(笑)、大きなお鍋から分け合って食べるという経験は家庭ではなかなか味わえません。
そもそも給食って、栄養士さんが献立を立ててくれて、栄養バランスもおまかせできるし、大変ありがたい事です。
しかも、クリスマスやひな祭りなどのイベントも考慮してくれていて、限られた予算の中で楽しませてくれるなんてまるで神のような存在。
日々の献立を考えるのはほんとに大変ですから。あの頃の献立表一年分をとっておいたら、今とても役立っただろうな、と思います。
地方によって出てくるメニューなんかも違ったりして、給食の話題はいつでも盛り上がれるテーマです。
父親の実家の福井の学校ではセイコ蟹が出てくるそうで、うらやましい限りです。
個別化が流行の今、みんなで同じメニューを食べるってこと、滅多にないですよね。(むしろ、みんなと違うものを食べてインスタ映えを狙うということが多いように見受けられます)
大昔からコミュニケーションの基本は食事と共食。
家族でもお友達でも会社でも「共食」してはいかがでしょう。
「給食計画」は「共食」をコーディネートします。
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2019.08.24