普段、自分の食事の栄養バランスを考えながら食べている人どのくらいいるでしょうか。
最近では様々なスーパーフードが流行っており、一昔前に比べると栄養を考えて食事を摂っている人も増えてきています。
そんな今だからこそ、偏りがちな栄養バランスをどうしたら上手く摂ることが出来るか、もう一度考えてみましょう。
そもそも栄養素とは、それぞれの特徴から炭水化物・脂質・タンパク質・ミネラル・ビタミンの5種類に分類され、特にエネルギー源になる炭水化物・脂質・タンパク質は生命維持に欠かせない重要な役割を果たしています。
体に必要な栄養素はこの他にもたくさんあり、栄養素をうまく利用するためには他の栄養素の働きも欠かせません。
例えば、炭水化物がエネルギーとして利用される為にはビタミンB1が必要です。
また、カルシウムはタンパク質やビタミンDと一緒に摂取すると吸収率が上がります。
つまり、偏った栄養だけを取るのではなく、複数の栄養素を摂取することで吸収率が良くなることを覚えておきましょう。
では、具体的はどのような食事を摂ればよいのか、
その答えは簡単、食事を日本型食生活にすることです。
日本型食生活とはいわゆる和食のことです。
主食のご飯を中心に、おかずと具だくさんの味噌汁を組み合わせた食事は、栄養バランスに優れた献立として国際的にも高い評価を受けています。
その理由は、和食のおかずは魚介類を中心とした植物性食品、副菜には野菜や豆類、海藻類、キノコ類、イモ類といった豊富な植物性食品が使われており、ヘルシーでかつ少しずつ色々な栄養を摂ることが出来るからです。
また、和食ではよく旬の野菜が使われていますが、旬の野菜は鮮度がよくおいしいだけでなく、栄養価も高くなります。
海外でも和食はヘルシーでダイエットに最適と言われておりますが、それは和食の基本・一汁三菜が低カロリーでありながらも野菜の多い栄養バランスが優れた食事だからです。
ぜひもう一度和食を取り入れてみてください。
和食で栄養バランスの偏りを解消し、健康で楽しくおいしく長生きしましょう。
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