新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延しています。他国に比べて日本では絶対数は少ないものの、万が一感染したら・・・と思うと濃厚接触が憚られ、極力は家から出ないようにしたり外出を控えたり、他人との接触を減らそうとします。行き過ぎた例になりますが、他人が感染すると自分も感染するからと「自粛警察」なる動きもあります。
しかし、「 人は一人では生きられない」とアルフレッド・アドラー、その他の方の発言が聞こえてくる通り、人間は一人では生きられないもののようです。それは人間が社会的な生き物だからということもあるようですが、そもそもの人間の仕組みにその理由がありそうです。
こちらの記事によると、人間が肉体的に接触すると、
- 愛情ホルモン オキシトシン 分泌
- ストレスホルモン コルチゾール 分泌量が低下
- しあわせホルモン セロトニン 分泌
- 脳内麻薬 ドーパミン 分泌
このような反応があります。
つまり、 肉体的に接触すると、愛情を感じて、ストレスが減って、幸福感を味わって、快楽を得られるとなれば、肉体的接触をしたいと思いますし、 一度したら二度も三度ももっともっと、肉体的接触したくなります。
人間の体は肉体的接触をしたくなるようにプログラミングされているということですね。
だから、濃厚接触が禁止・制限されているコロナ禍の今、寂しい、人肌恋しい、などを感じることは不思議ではなく、当然のことなのです。
"STAY HOME"、外出自粛、飲食店などの営業自粛の根拠となった政府の緊急事態宣言も解除されました。しかし、とはいえ、新型コロナウイルスに感染するリスクも感じて人との接触をし難いという方も多いでしょう。
そのような方には「ペット」だそうです。
ペットと触れ合うと人間相手に肉体的接触したのと似た反応が得られるそうです。
安全に人と肉体的接触できる日が1日でも早く来ますように。
よろしければこちらの記事もご覧ください。