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  • 共食を実践するメリットとは

    生活していく上で一番大切な「食事」。以前は家族そろって食事を共にするのが一般的でしたが、近年では少子高齢化など社会環境の変化やライススタイルの多様化により家族そろっての食事をする時間が減ってきており、幼児期から「孤食」をする子供も珍しくありません。

     

    家族と一緒に食事をする頻度については、内閣府での調査でも朝食で25パーセント、夕食も9パーセント近くが「ほとんど一緒に食べない」と回答しています。

     

    この事実は、ただひとりで食べるということよりも、家族間のコミュニケーションが不足することで社会性や協調性が欠如してしまうことに加えて、嫌いなものは食べなくなり好き嫌いが助長されることや、寂しさから悲観的になるなど情緒不安定になり心の病気を誘発しやすくなるという弊害も生まれます。

     

    孤食以外にも「こ食」には、子供だけで食事する「子食」や少ししか食べなくなる「小食」、パンや麺類など粉が原料の食品ばかりを食べる「粉食」などがあり、社会問題として取り上げられることも多くなりました。